2016年12月21日水曜日

思い出のクリスマスイルミネーション




   きょうは、冬至です。

 1年中で昼がもっとも短い日ですが、昨日の夕方何年ぶりかで、那須のペンシオーネ・サライのクリスマスイルミネーションを、見てきました。
 



    数年前に見た記憶が瞬時に蘇りました!

 あいかわらず、とてもすてきな飛び切りのクリスマスイルミネーションでした。




 しばらく見惚れていますと、玄関から乳母車にお子様を乗せたオーナーの女性らしい方が出ていらっしゃいました。




 20年近くもイルミネーションを飾っていらっしゃるので、もうそろそろ止めようかと思っていらしたところ、お孫さんが生まれたのでまた、続けられることにしたとおっしゃっていました。




 ここのクリスマスイルミネーションは、地元の新聞にも出たことがあるそうですが、飾りつけの取り付けや取り外し、そして保管や維持費も大変だろうなあと、想像できました。

 でも、何よりもオーナーの方の熱意が、強く感じられるイルミネーションでした。




        来年も、見せていただけたらうれしいです。
                                       ありがとうございました!!!



2016年12月19日月曜日

夕陽のパフォーマンス



   きょうは、あたたかい一日でした。

 日の入りは、16時25分だったのですが、これは、ちょうど、夕陽が沈んだ直後の映像です。




 しばらくすると、空がうすい紫に変わりました。
 ちょうどこの瞬間に、東の空に雲がありますと、雲がばら色に染まるのですが、きょうは雲がなく残念でした。



 
空の色がまた変わり、青が少し戻りました。

  



 まだ辺りは、明るいのですが、もうしばらくしますと、群青色の空に、金色に輝く金星が、見えてきます。

 すばらしい日没のパフォーマンスに見惚れていると、少し幸せな気分になれました。





 






2016年12月11日日曜日

きょうの一枚



 12月10日の宮城県の作並温泉の雪景色です。

 モノトーンの雪景色は、まるで日本画の世界のようでした。




































雪の降る街・・・(2016年仙台光のページェント)



 昨日の12月10日の午後、仙台の街はすてきに雪が舞っていました。

 パートナートと二人で、寒い雪の降る街を散歩していますと、突然女性ヴォーカリストのなめらかでのびやかな歌声が、頭上から降るように聞こえてきました。





 ときどき鈴のやさしい音色もバックに入り、ますますなめらかでのびやかな声が、いい感じに流れていました。

  すてきな曲でしたので、早速、近くのお店に入りインフォメーションで曲名とCD名を尋ねてみました。




 調べていただいたところ、CD名がわかりました。

[Wonderful  Christmas]

 家に帰ってからPCで調べてみますと、わたしたちが聞いたのは、どうやら最後の曲だったようです。

 ドリームズ・カム・トゥルーの「WINTER SONG」。




 すぐにネットで注文しました。
 先ほど配達され、いま、聞いているところです。

 何とこのCDは、大好きなジョン・レノン&ヨーコ・オノの「ハッピー・クリスマス」が、1曲目に入っていて、次にはあのクリスマスの定番のワムの「ラスト・クリスマス」など
世界中のアーティストのクリスマスの名曲が勢ぞろいの、すばらしいアルバムでした。




 クリスマスの名曲を集めた20曲の最後が、なぜかこのドリカムの「WINTER SONG」だったのです。

 この曲は、トム・ハンクスと、メグ・ライアン主演の映画「めぐり逢えたら」のオープニング・テーマにも流れていたということです。
 
 仙台の街は、5時半からクリスマスイルミネーション「光のページェント」が、人々の歓声で始まっていました。




 光のページェントを見に行って出会えたドリームズ・カム・トゥルーの「WINTER SONG」
           思い出の曲になりそうです・・・。








 

2016年12月8日木曜日

蓮の実のサンタクロース



 師走に入り、連日、風花が舞っています。
 那須連山も白い雪の綿帽子を被っているようになりました。
     
 きょうは、クリスマスの飾りつけをしました。

 今年は和室に蓮の実で作ったサンタクロースを飾ってみました。

 わたしの手作りです。





 
 真ん中にかわいいエンジェルや、月と星などが下がっている吊るし飾りは、ドイツの小さな田舎町で買いました。とてもメルヘンチックです。




 これは、いつもの定番の飾り。
 リースに付けてあるテディベアは、ロンドンのハロッズのオーナメントで、ネットで買いました。




 クリスマスの飾りつけをするのは楽しくて、寒い冬でも、何となくあたたかい気持ちになれます。

 きょうも夕焼けがオレンジ色にかすかに残る西の空に、金星が輝いていました。








2016年12月6日火曜日

冬の散歩




 から~んと晴れた冬晴れが、大好きです。





  すっかり葉を落とした裸木の向こうに那須連山が、見えています。
 
 空を見上げると、木々の上には、まぶしい太陽。




  
 きょうは、犬の形の雲が、流れていました。




 足元の枯れ葉を、ザクザクと踏んで歩くのもいい気持ち・・・。




  

 枯れ葉の間に、ルビーのような真っ赤なツルリンドウの実が、ひっそりと陽だまりに顔を出していました。

 

2016年12月5日
























2016年11月26日土曜日

枯れ葉のレース



 数日前に降った雪も、もう大分融けました。

 きょうの散歩のときに、道路の上に枯れ葉のレースを見つけました。





 道路の上に貼り付いた枯れ葉が、雪の下からこんなにすてきなレースになって、あらわれたのです。




 ちょうどその道は、人通りもなく車も通らないので残ったのでしょう。




  最後の枯れ葉の命の輝きに出会えたようでした。





 




2016年11月24日木曜日

今朝の雪景色2・(紅葉と雪)



 この季節にはいつも、すっかり葉を落とした林の中に、まだもみじの紅葉が残っているところが、あります。





   今朝の雪で、もみじの紅葉が雪に鮮やかに映えて目を奪われました。





 12月の初旬に京都に行ったことがあるのですが、そのときにも、名残りのもみじの紅葉に、雪がちらちらと降りかかり、とてもすてきだったのを覚えています。




  

 ちょうど、瓢亭の辺りを歩いているときで、のれんをくぐって出てこられた女性の二人連れの方が「あっ、雪どすなあ・・」と、話されていたのが、印象的でいまでも忘れられません。





  もみじの紅葉と雪も、いいものですね。








今朝の雪景色・1



 きょうは、天気予報通りに、那須にも雪が降りました。

 11月24日午前10時の雪景色です。





 いつもの散歩コースのコナラの林と、ヤマツツジの木々ですが、すっかり雪化粧をして、モノトーンの静寂の世界になっていました。








  今年の冬初めての雪だるまを作ってみたのですが、いかがでしょうか・・・。




      





2016年11月23日水曜日

きょうの一枚



 きょうは、風が強く寒い一日でした。

 午後の散歩のときには、晴れた空から風花が舞い散っていました。

 コートの襟を立て、わたしの好きないつもの場所まで散歩してきました。

 つい先日まで紅葉していた林の木々もすっかり葉を落とし、すっきりとしたこんな風景になっていました。




  もう、初冬という感じのすてきな風景でした。

 

2016年11月18日金曜日

「大 仙厓展」に行ってきました。



 
 先日、出光美術館で開催されていた「大仙厓展」に行ってきました。




  仙厓義梵(せんがいぎぼん)・(1750~1837)は、江戸時代の臨済宗古月派の禅僧ですが、ユーモラスな禅画をたくさん、残しています。

 今回は、 仙厓の東西3大コレクションが終結し「禅の心、ここに集う」というタイトルの展覧会でした。

 わたしが一番心惹かれたのは、仙厓のこの〇の絵と言葉でした。




 「これくふて茶のめ」

何これ・・???

と思い、
思わず笑ってしまいました。

これを、
どのように解釈するのかはひとそれぞれだと思いますが、

こういう謎解きのようなことって 仙厓の禅画のおもしろさなのでしょうね。

すっかり、引き込まれてしまいました。




 道元の「正法眼蔵随聞記」は、ときどき読んでいるわたしにとっては、興味のつきない大好きな書ですが、

こういう 仙厓の軽妙な禅画も、新しい思考の世界でした。

 同じことを、まじめに考えても、ユーモアをまじえて考えても、どちらでも〇なのですよね・・。



 

  



2016年11月15日火曜日

リルケの「秋」





   今朝、起きて外を見ましたら、一面の落葉でした。
 季節は秋から、晩秋へと確実に移ろっているようです。




  こんな落葉の季節に、ぴったりの詩を見つけました。
 リルケの「秋」という詩です。

・ー・-・-・-・-・-・-・-・-・-・

      秋
                    リルケ

木の葉が落ちる 落ちる 遠くからのように
大空の遠い園生(そのふ)が枯れたように
木の葉は否定の身ぶりで落ちる

そして夜々には 重たい地球が
あらゆる星の群から 寂寥のなかへ落ちる

われわれはみんな落ちる この手も落ちる
ほかをごらん 落下はすべてにあるのだ

けれども ただひとり この落下を
限りなくやさしく その両手に支えている者がある

・-・-・--・-・-・-・-・-・-・
            リルケ詩集・富士川英郎訳・新潮文庫

   




木の葉が、否定の身ぶりで落ちても
地球が寂寥の中に落ちても
われわれさえもみんな落ちても
それでも
それを支えるやさしい両手がある・・・

リルケのやさしい視点が、感じられます。

リルケにこんなすてきな秋の詩があったのですね・・・・。




 落葉が一面に散り敷いている道を、かさこそと落葉を踏んで歩くのは、気持ちが豊かになるようでした。










      

2016年11月10日木曜日

秋のソナタ(ブラームスのクラリネット五重奏曲)




 今年の秋は、ウリハダカエデやもみじの紅葉が例年になくチャーミングですてきなのですが、コナラの黄葉も始まりました。

 この季節になると、ブラームスのあのやわらかくあたたかいクラリネット五重奏曲が懐かしくなり、聴きたくなります。



  


 散歩から戻った後に、ブラームスの「クラリネット五重奏曲」をCDラックから
出して、早速、聴いてみました。

 クラリネットのあのこころをやさしくするようなあたたかい音色は、コナラの黄葉や
一面に散り敷いた枯れ葉のじゅうたんの風景にぴったりです。




   吉田秀和さんは、「わたしの時間」という本で、ブラームスの「クラリネット五重奏曲」についてこう書かれています。





・-・-・-・-・-・-・-・-・-・
 「あの晩秋の憂鬱と諦念の趣きは実に感動的で、作者一代の
傑作のひとつであるばかりでなく、十九世紀後半の室内楽の白眉に
数えられるのにふさわしい。」 
・-・-・-・-・-・-・-・-・-・
            引用・「私の時間」吉田秀和著・中公文庫・75p





 多分、以前に読んだこの吉田さんの言葉が、頭のどこかに残っていたのだと思います。





 吉田さんは、「音楽の光と翳」という本で、ザルツブルグで聴いたブラームスの三重奏の音のことをこんな風にも書いていらっしゃいます。

・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・
  「ブラームス特有の、あの思い出の香りがいっぱいつまった
ような歌で始まる。」
・-・-・-・-・-・-・-・-・-・        
           引用・「音楽の光と影」吉田秀和著・中公文庫・123p




 「あの思い出の香りがいっぱいつまったような歌・・・」という表現は、吉田さんのチャーミングなお人柄までしのばれるようなすてきな言葉ですよね・・。


 


   クラリネットのやわらかなあたたかい音色を聴いていると、ブラームスのやさしさと、そのこころの奥の彼の人生の諦念まで、聞こえてくるようです。

 


 ブラームスの「クラリネット五重奏曲」わたしの好きな秋の一曲です。





2016年10月22日土曜日

きょうの一枚



 きょうは、久し振りに長い散歩をしました。

 いつものコースではなく、別の道を歩いたのですが、
こんな風景に出会いました。




 いかがでしょうか・・・。

 なつかしいようなあたたかい秋色の風景でした。