今年も旧古河庭園の春のバラを見に行ってきました。
2015年5月25日月曜日
2015年5月22日金曜日
京都の旅3・活け花と舞子さん
あまり目的もなく、ぶらぶらと歩いているときに思いがけず、うれしいことに出会ったりするものですが、今回もそうでした。
祇園を歩いていると、祇園甲部歌舞練場内の祇園八坂倶楽部で小原流いけばなの「琳派の美」という展覧会が開かれているのを、見つけたのです!
琳派というのは、小原流があたらしく考えた活け花の様式で、尾形光琳などの琳派と呼ばれているデザイン性に富んだ絵画芸術などを目指しているとのこと・・。
なぜか、「琳派」という雰囲気が感じられる活け花になっていると感心しながらの鑑賞でした。
2015年5月20日水曜日
京都の旅1・葵祭
5月15日、京都の葵祭を見てきました。
葵祭りは、下鴨神社と、上賀茂神社の例祭ですが、王朝風俗の行列が見事でした。
賀茂祭が、葵祭とも言われるのは、祭りの行列に参加する人や、御所車、牛馬などすべてを葵の葉で飾ることからだそうです。
その時の思い出としてこんな歌を残しています。
「忘れめや葵を草にひきむすび仮寝の野辺の露のあけぼの」
「ほととぎすその神山の旅枕ほの語らひし空ぞわすれぬ」
式子内親王も、この輿に乗っている女性のように、葵を髪に飾って
行列なさったのだと思うと、しみじみと見惚れてしまいました。
馬に乗った女性は、騎女(むなのりおんな)と呼ばれ斎王付きの巫子(みかんこ)だそうです。肩に藤の輪になった造花を挿していらっしゃいました。
藤の花で飾られた牛車の音を聞くのは初めてでしたが、とてものんびりと優雅に聞こえました。
京都の気温は、30,5度という猛暑だったのですが、みなさま暑い中お疲れ様でした。
2015年5月10日日曜日
世界一の牡丹園
一木に一花
一木に百花
これも牡丹
鈴木真砂女
須賀川の牡丹園に行ってきました。
わたしの好きな俳人鈴木真砂女さんも
生前にこの牡丹園に来られたことが
あるということです。
須賀川の牡丹園は歴史が古く
江戸時代に薬用として持ち帰って
植えるようになったのが、はじまり
ということですが、いまでは、東京
ドーム3倍の広さの園内に、
290種類、7000株の牡丹が
咲いています。
いました。
毎年11月に牡丹の枝を燃やす
牡丹焚火が行われるということ
ですが、その時も牡丹の良い香りが
するということです。
真砂女さんもここで参加なさった
という牡丹焚火の想像をしながら、
満開の牡丹園を散策してきました。
2015年5月5日火曜日
雀の手帖
幸田文さんの「雀の手帖」を読みました。
1月から5月までの100日間の毎日の、幸田文さんのおしゃべりのようなエッセイです。その中に「吹きながし」というエッセイがありました。
「一年のうちのいちばんいい季節になった。」
から文は、はじまるのですが、幸田文さんはお使いに行ったときに、いきいきとした
こいのぼりを、見ます。
2015年5月3日日曜日
ヤマツツジ燃ゆ
こんな句を見つけました。
「死ぬものは死にゆく
躑躅燃えてをり」
ここ数日の初夏のような天気に
さそわれて、いつもの散歩道の
ヤマツツジが、咲きはじめました。
今年のヤマツツジは、例年になく
見事です。
コナラのシルバーグリーンの新緑の
林の中に、点々とヤマツツジが咲いて
います。
むぜるような新緑の中に咲く
ヤマツツジを見ていると、
花の精がいまにも出てきそうな
不思議な雰囲気を感じました。
2015年5月1日金曜日
凍み大根の煮物
我が家のいつもの定番の煮物
ですが、大根がいつもと違いました。
先日、南会津に行ったときに、
道の駅田島で、めずらしいものを
見つけたからです。
見えますが、実は凍み大根です。
道の駅田島では、「寒干し大根」
という名前で売られていました。
会津のような寒い地方では、
むかしから作られていたようです。
氷点下になる寒さを利用して、
天然のフリーズドライの大根を
作るのですが、味や栄養も普通の
大根よりも増すようです。
ビタミンCは、普通の大根の10倍
と、お兄さんに教えていただきました。
栄養価もそうですが、甘味も増す
ということです。
味は、切干し大根に似ていますが
他の材料の味がしみて、なつかしい
ような郷愁をさそう煮物になりました。
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