2017年4月23日日曜日

胡蝶の夢



 春うららのきょうの散歩は、長時間歩いていますと
汗ばむほどのあたたかさでした。
 あちこちに、純白のキクザキイチゲが群れて咲いていて
すてきでした。


 「胡蝶の夢」というすてきな言葉があるのですが
なぜかそんな言葉を思い出してしまいました。



 手持ちの辞書の辞林21によれば「胡蝶の夢」とは
・-・-・-・-・-・-・
「荘子が蝶となり百年を花上に遊んだと夢に見たが、
自分が夢で蝶となったのか、蝶が夢見て今自分になって
いるのかと疑ったという「荘子」の故事による」
1・夢と現実との境が判然としないたとえ
2・この世の生のはかないたとえ
・-・-・-・-・-・-・
と、出ていました。



 那須高原に咲くキクザキイチゲやイチリンソウ・カタクリ
などは、前のブログで春の妖精といいましたが、
この「胡蝶の夢」という言葉も、この世の生のはかなさ
という意味では、ぴったりかなとも思えました。



 春のうららな陽を浴びて一生懸命に咲いている純白の
「キクザキイチゲ」は、大好きな花です。







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