2021年7月27日火曜日

ヒグラシの声・・・

 


 今朝は4時半ころにヒグラシのおびただしいカナカナという大きな鳴き声に目を覚ましてしまいました。しばらくすると、大群はよそに行ってしまい静かになったのですが、すっかり目が覚めてしまったので、早朝の散歩に出てみました。



  黄色や朱色の山桜のわくらばが散っている道路は、朝日がさしていないところはブルーになり冷気が漂っていました。

  午前10時ころの庭は、木漏れ日がさしていて、こんな感じでした。



  左の杉苔の庭では、一日中カエルが顔だけだして、じっと動かないでいました。どういうことなのでしょうね?笑ってしまいます。



 ヒグラシは、午後3時半のこの時間にも、にぎやかにカナカナカナと、大群で合唱しているのが聞こえています。先日、うちのコンクリートの土台のところで羽化したばかりのヒグラシを見つけました。



 蝉の抜け殻は、空蝉というそうですが、源氏物語にも同じ名前の「空蝉」という物語があります。主人公の光源氏は方違えのために紀伊守(きいのかみ)の別邸を訪れるのですが、そこに紀伊守の父親伊予介(いよのすけ)の後妻になった若い女性が来合せていて、光源氏は、その女性と関係を結んでしまいます。その女性は空蝉というのですが、思慮深い女性でその後なかなか会えなくなるのですが、ようやく会えたときには、女性は部屋に薄衣を残して去ってしまうというお話です。



 蝉は7日間の短い命だと思っていたのですが、最近の研究では数週間から1か月ぐらいの命ということがわかったとネットで知りました。きょうも元気に一生懸命にカナカナカナと鳴いているのが聞こえています・・。



0 件のコメント:

コメントを投稿