先日の雨の日に、久し振りに友人に会ってランチをしてきました。
いっしょに散歩した椿山荘では、雨に濡れて一段とあでやかになった椿を見ることができてラッキーでした。
ところで、先日読んだ本(日本の花・柳宗民著・ちくま新書)に、椿の話しが書いてありました。
柳さんによれば、椿(つばき)という字は、実は国字で、春に咲く木なので木偏に春で椿(つばき)と読むようになったということです。
漢字の椿は、中国読みでは、チンと読み、実は中国では、日本のツバキとはまったく違うチャンチン(香椿)という落葉樹のことを指すのだとか。
ですから、柳さんは、ツバキの木がいっぱいある椿山荘は、ツバキヤマソウと読むのが正しいのではとも書かれていました。
3月の雨に濡れている椿を見ながらの散歩でしたが、雨の日の椿も、とても魅力的でした。
赤い椿の花言葉は、「控えめなすばらしさ」「謙虚な美徳」だとか。
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