先日の3月14日に降った春の淡雪です。
春の雪はすぐに融けてしまうので、あわてて9時頃に公園に行って写したのですが、やはり日中の晴天で気温がぐんぐん上がり、夕方にはほとんど消えていました。
消えてしまうのが惜しいほどのきれいな雪景色だったのですが、そういえば、春の雪を詠った定家のこんな歌がありました。
心にもあらぬわかれの名残りかは
消えてもをしき春の雪かな
定家
春の雪は消えてしまうのが惜しいと、やはり誰でも思うということなのでしょうが、定家は、本意ではない別れのことを、春の淡雪にたとえていて、さすがですよね。
公園で先日見つけたフキノトウも、こんな感じになっていました。
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