今年のもみじの紅葉も、もうそろそろ終わりのようです。きょうは、散り敷いた葉が午後の日差しの中で、こんな風になっていました。
このように見事なもみじの紅葉の落ち葉を見ていると、白居易の詩「林間煖酒焼紅葉」を思い浮かべてしまいました。「林間に酒を煖めて紅葉を焼(た)く」というあの詩です。
林の中で紅葉を集めてたいて、酒をあたためて飲み、秋の風情を楽しんだという詩ですが、現代だったら屋外のキャンプでの楽しみと通じるのかなとも思いました。
もみじの紅葉は、緑から黄色、オレンジ、ピンク、そして赤までさまざまな色のグラデーションを楽しめ、見上げてもすてきですが、散り敷いた風情も好きです。
もう2,3回強い風が吹く日があれば、まだ木に残っているもみじもすっかり散ってしまいそうですが、今年の最後のもみじの紅葉もすてきでした・・・。
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