2022年11月27日日曜日

植物・コトリトマラズとは?

 

 先日、TVで五島列島のトレッキングという番組を見ていましたら、「バクチノキ」という面白い名前の木が出てきました。茶色っぽいかなり大きい木なのですが、よく見ると木の皮がすっかりはがれていました。博打に負けて身ぐるみはがされるのに例えたとのことですが、なるほどと笑ってしまいました。

 そういえば、うちの庭にも「コトリトマラズ」というおもしろい名前の木があります。今の時期ですと、こんなかわいい赤い実をつけています。




 よく見ると、するどい「とげ」がありますので、小鳥は止まることができないようです。

 コトリトマラズはメギの別名ですが、メギは漢字では「目木」と書き、葉や茎を煎じて飲んだり、洗眼薬にもしたり、目に良いとのこと。

 春には、うすい黄色のかわいい花をいっぱい咲かせてくれます。

 同じメギ科の仲間の植物で、「ヘビノボラズ」という名前の植物もあるようです。この植物はまだ見たことがありませんが、こちらもやはり「とげ」がありますのでへびは、登れないということなのかしらと思います。



 この季節にかわいい真っ赤な実をつけるコトリトマラズですが、小鳥が実をつまめないためでしょうか、いつも初冬のころまで、残っています。



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