今年は思いがけず那珂川河畔公園ですばらしいイチョウの黄葉を見ることができました。
イチョウは、中国原産で日本に入ってきたのは室町時代ころという説もあるようですが、どうりで万葉集や古今和歌集・新古今和歌集などには詠われていないのですね。
山渓の「日本の樹木」という本によれば、樹高は45メートル、直径も5メートルぐらいにはなるということですが、中生代の植物の生き残りで生きた化石植物とも言われているとか・・。
イチョウの黄葉は、青い空をバックにすると色彩のコントラストがとてもすてきですが、地面いっぱいに広がっているのも、目が覚めるようでとてもきれいでした。
俳人の星野立子さんは、
美しき銀杏落葉を仰ぐのみ
という俳句を作られていますが、今年見たイチョウの黄葉は、ほんとうにこの句のように美しかったです。ちょうど見ごろに 出会えたのは、ラッキーでした。
この公園のイチョウは、まだまだ若木ですので、これから大木になるのが楽しみです!!!
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