2014年9月4日木曜日

読書・「野菊の墓」伊藤左千夫著 新潮文庫  (のぎくのような君・・・)



 あちこちで、野菊が咲いています。ノコンギク、ユウガギク、シラヤマギクなどです。

 私が、一番好きなのは、風に優雅に揺れて咲くユウガギクで、はかなげなところが、すてきです。


       
                  ユウガギク


 伊藤左千夫の小説「野菊の墓」に出てくる野菊は、ノコンギクと言われているのですが、
わたしだったら、ユウガギクが民子にふさわしい花のように思われます。



       
                ノコンギク


 政夫は、民子をノギクのような人だといい、「かれんで優しくて品格がある」と言っています。

 ふたりのほのかな恋は、悲恋に終わってしまうのですが、幾度も映画化されているようです。明治時代に書かれているという時代背景もあるので、少し古風な恋愛のようにも思えるのですが、わたしたちの琴線にふれる何かがあるからだと思います。

 ノコンギクやユウガギクを見ると、「野菊の墓」の民子を思い出してしまうのです・・。




               
              





                            

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