あちこちで、野菊が咲いています。
ノコンギク、ユウガギク、シラヤマギクなどです。
私が、一番好きなのは、風に優雅に揺れて咲く
ユウガギクです。
はかなげなところが、すてきです。
伊藤左千夫の小説「野菊の墓」に出てくる野菊は
ノコンギクと言われているのですが、
わたしだったら、ユウガギクが民子にふさわしい
花のように思われます。
政夫は、民子をノギクのような人だといい、
「かれんで優しくて品格がある」と言っています。
ふたりのほのかな恋は、悲恋に終わってしまうのですが
映画化もされているようです。
ノコンギクやユウガギクを見ると、「野菊の墓」の民子を
思い出してしまいます。
「野菊の墓」 伊藤左千夫
ユウガギク
ユウガギク
ノコンギク
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