8月9日の昼前にいつもの散歩コースを歩いていましたら、ヒヨドリバナに止まっているきれいな「蝶」を、見つけました。
羽を広げると10cmぐらいありそうなチョウでした。
早速、家に戻って調べてみましたら「アサギマダラ」という名前とのこと。
「アサギ」とは、あさぎ色、うすい水色のことで、「マダラ」とは、頭部や身体の上部が白い水玉のまだら模様になっているからというのが、名前の由来でした。
さらに調べてみると、おもしろいことがわかりました。
何とこの「アサギマダラ」は、日本を縦断して2000キロも旅するそうです。
春は、南から北へ
秋は、北から南へ
夏は涼しいこの高原で花の蜜を吸って束の間、滞在するのでしょう。
しかもこのアサギマダラの好物は、「スナビキソウ・フジバカマ・ヨツバヒヨドリ」
など特定の花だけということです。
この写真の花は、ヒヨドリバナですが、この花は、フジバカマやヨツバヒヨドリと
同じ仲間の植物ですので、気に入ったのでしょう。
また、これらの特定の花の蜜を吸うのは、オスだけで、メスを誘うのに欠かせないフェロモンになる物質がこれらの植物には含まれているからとのこと。
この写真を写したのは、8月9日で、きょうは11日ですが、アサギマダラを見ることができたのは、9日だけでした。
蝶は、羽化後、10数日で死ぬそうです。
南へ向かう長い日本列島縦断の旅にそなえての、束の間のひとときの姿を見れたのは、本当にラッキーでした。
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