2016年11月18日金曜日

「大 仙厓展」に行ってきました。



 
 先日、出光美術館で開催されていた「大仙厓展」に行ってきました。




  仙厓義梵(せんがいぎぼん)・(1750~1837)は、江戸時代の臨済宗古月派の禅僧ですが、ユーモラスな禅画をたくさん、残しています。

 今回は、 仙厓の東西3大コレクションが終結し「禅の心、ここに集う」というタイトルの展覧会でした。

 わたしが一番心惹かれたのは、仙厓のこの〇の絵と言葉でした。




 「これくふて茶のめ」

何これ・・???

と思い、
思わず笑ってしまいました。

これを、
どのように解釈するのかはひとそれぞれだと思いますが、

こういう謎解きのようなことって 仙厓の禅画のおもしろさなのでしょうね。

すっかり、引き込まれてしまいました。




 道元の「正法眼蔵随聞記」は、ときどき読んでいるわたしにとっては、興味のつきない大好きな書ですが、

こういう 仙厓の軽妙な禅画も、新しい思考の世界でした。

 同じことを、まじめに考えても、ユーモアをまじえて考えても、どちらでも〇なのですよね・・。



 

  



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