先日、出光美術館で開催されていた「大仙厓展」に行ってきました。
仙厓義梵(せんがいぎぼん)・(1750~1837)は、江戸時代の臨済宗古月派の禅僧ですが、ユーモラスな禅画をたくさん、残しています。
今回は、 仙厓の東西3大コレクションが終結し「禅の心、ここに集う」というタイトルの展覧会でした。
わたしが一番心惹かれたのは、仙厓のこの〇の絵と言葉でした。
「これくふて茶のめ」
何これ・・???
と思い、
思わず笑ってしまいました。
これを、
どのように解釈するのかはひとそれぞれだと思いますが、
こういう謎解きのようなことって 仙厓の禅画のおもしろさなのでしょうね。
すっかり、引き込まれてしまいました。
道元の「正法眼蔵随聞記」は、ときどき読んでいるわたしにとっては、興味のつきない大好きな書ですが、
こういう 仙厓の軽妙な禅画も、新しい思考の世界でした。
同じことを、まじめに考えても、ユーモアをまじえて考えても、どちらでも〇なのですよね・・。
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