今年も黒羽町の紫陽花祭りに行ってきました。
わたしが秘かに「ハイドレンジア・バレー」(あじさいの谷)と
名付けているところは、アジサイブルーに染まり
今年も待っていてくれました。
「山渓カラー名鑑・日本の樹木」によれば、
アジサイは、日本原産の花ですが、中国経由で、1790年に
ジョセフ・バンクスさんが、英国のキューガーデンに
持ち込み、それを品種改良したのが、セイヨウアジサイと
いうことです。
品種改良されたアジサイが、「セイヨウアジサイ」として、日本に
逆輸入されたのですから、おもしろいですよね。
ここでは、ブルーが特に目立ちましたので、酸性の土壌なのかなと
思いました。土壌がアルカリですと、紅色ですが、肥料の差異でも色が
変わるようです。
久保田万太郎さんは、アジサイのこんな句を
残していらっしゃいます。
☆あぢさゐや なぜか悲しき この命
万太郎
万太郎さんのこの句のアジサイは、やはりブルーだった
のでしょうか・・・・。
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