上野にある東京国立博物館に行ってきました。
東京国立博物館のある上野の公園は、いつ訪ねても思うのですが、広々として、気持ちの良い空間が広がっていました。
公園の木々も、色づき初めていました。
表慶館の前にある大きなゆりの木の紅葉です。
この明治末期に建てられた建築は、大正天皇のご成婚を記念したものだというのを、今回初めて知りました。
今回は、東京国立博物館の秋の庭園開放がお目当てでした。
庭園の中央には大きな池があり、池のまわりには、日本各地から移築された茶室も建っていました。
館内の展示では、特別展示の下村観山の描いた「白狐」が、すばらしかったです。
この季節にふさわしい屏風絵を選んでの展示なのでしょうが、白いきつねの目と、まわりの木々の秋の雰囲気がとてもよく、やさしい気持ちになれるような絵でした。
紅葉はまだ、色づきはじめたばかりでしたが、秋晴れの日の散策は、気持ちが良かったです・・・。
白いきつねのやさしい目が忘れられなくなりそうと思いながら東京国立博物館をあとにしました。
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