本格的な梅雨のシーズンに入りました。
雨の合間をぬって散歩していると、はっとするほどきれいすぎる桜のわくら葉が、道に散り敷いていました。
わくら葉は、病葉と書くのですが、辞林で調べてみると、「病気で枯れた葉。特に夏、赤や黄に変色して垂れたり縮まったりした葉。」と、書いてありました。
赤や黄の葉っぱの色は、紅葉ではなく、変色なのですね。わたしは毎年この季節に桜の葉が紅葉して散り敷くのを不思議に思っていたのですが、それはわくら葉だったと知りました。
わくら葉は、俳句では夏の季語だそうです。
木々はすべて緑の夏のこの季節に、こんな不思議な葉を見るのは、自然界のいたずらのようにも思えてきます。
0 件のコメント:
コメントを投稿