松島へ1泊の小さな旅をしてきました。
松島の遊覧船の出る船着き場のあたりの風景ですが、
まるで墨絵のようでした。
奥の細道を書いた芭蕉も、松島を訪ねているのですが
句は残してなく、同行した曽良のみ、こんな句を残しています。
松島や鶴に身を借れほととぎす
曽良
松島は、こんなに美しいので、ホトトギスよあなたも鶴に姿を
というような意味でしょうか・・。
宿泊したホテルは、2度目でしたが、2011年の東日本大震災以後、
はじめての宿泊でした。津波の被害もほとんどなかったようで、
良かったなあと思いました。
食事も牡蠣など旬のものをとり入れた料理でおいしく
スタッフの方もホスピタリティーに溢れていて、気持ちよく
滞在できました。
翌日は、まだ雪の残る瑞巌寺を訪ねたのですが、
参道入口のところにある杉並木が、津波で被害を
受け、伐採されてたのが、痛々しく感じました。
瑞巌寺の庫裡から、雪の残る中庭を見たところです。
禅寺の空気は、凛としていて、すてきでした。
瑞巌寺を再建した伊達政宗の正室・愛姫の墓堂の扉に
描かれた金色の葡萄と鉄線の花の絵ですが、ブルーが印象的でした。
ところで、伊達政宗は、食通で料理が趣味だったこともあり、
仙台名物のずんだ餅は彼の考案だったという説もあるとか。
実は、わたしもずんだ餅は大好きで、仙台に行くといつも
食べるのですが、今回はそれにソフトクリームをコラボした
ものを食べたのですが、もちろんおいしかったです。
今回の旅のサプライズは、帰りの新幹線で、出会った女性
でした。わたしたちが下車する10分ぐらい前にとつぜん
彼女はこれからハンガリーに仕事で出かけるということでした。
また、宇宙のどこかでお会いしましょうと言って別れたのですが
グリーンの石のピアスが似合うすてきな女性でした。
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