2月22日は、猫の日でした。
これは、以前に、神楽坂で写した猫ですが
あまりにもかっこいい姿で、ほれぼれするような
猫でした。
夏目漱石の「吾輩は猫である」に出てくる猫は
あまりにも有名ですが、このモデルになった猫が
天国にいったとき、漱石は親しい人に死亡通知を出し
墓を作って桜の木の下にうめてあげたということです。
墓標の裏に、「この下に稲妻起る宵あらん」という
句を書いたとか。
早稲田の漱石の旧居跡を訪ねたとき、鏡子夫人が
猫の13回忌のころ建てたという猫や犬のヘクトーなどの
ペットの慰霊の九重の石塔を見ました。
九重の石塔は、少し傷んでいたのですが、漱石ご夫妻の
ペットへの愛情が感じられました。
漱石は、こんな猫の俳句も残しています。
「恋猫の眼(まなこ)ばかりに痩せにけり」 漱石
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