ゼフィレッリ演出のオペラ「トゥーランドット」を、東京銀座東劇で
観てきました。
今回の催しは 「スクリーンで楽しむオペラ講座」ということで、
あのMET(ニューヨークのメトロポリタン歌劇場)でのオペラが
ライヴビューイングでき、しかもゼフィレッリの演出ということで、
とても楽しみでした。
ゼフィレッリの演出は期待を裏切らず、豪華絢爛の見事な舞台で
さすがルキーノ・ヴィスコンティに鍛えられた弟子だと思わされました。
舞台は暗いのですが、講師の村田直樹さんによれば暗いは美しい
のだそうで、動く絵画のようでした。
舞台装置、衣装にも時代考証と細部へのこだわりが感じられ、
こんなに豪華絢爛のオペラの舞台は、初めて観ました。
中国のお姫様トゥーランドットを演じたニーナ・ステンメは
歌唱力・演技力ともに抜群で、堂々として見事でした。
有名な旋律「誰も寝てはならぬ」を歌ったのは、マルコ・ベルティでした。
これからは、
♪ネッサンドルマ~(誰も寝てはならぬ」
を聞く度に、東劇で観たMETライブビューイングを、思い出すことに
なりそうです。
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