きょうの朝は、昨晩に少し降ったらしい雨も上がり、すがすがしい秋晴れでした。数日前から咲き始めたリンドウも、朝の陽ざしをあびて幸せそうに咲いていました。
わたしの好きな与謝蕪村の俳句にこんなものがあります。
「りんだうや 枯葉がちなる 花咲きぬ」 蕪村
よく葉を見てみると、葉の先端の方が少し黄色を帯びていて、蕪村が歌っているように「枯葉がち」になっていました。
蕪村のノイバラの俳句は大好きなのですが、蕪村らしくリンドウもよく観察しているなあと思いました。
下記の写真は、もう大分株が古い見事な「エゾリンドウ」です。
長い茎の2枚の葉の間にも、それぞれ花をつけているのですが、花屋さんで見ることが
できるのは、このエゾリンドウを栽培したものだということです。
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