散歩の途中に 裸の木々をよく見ると、マンサクがもう咲いていました。去年の実の下につつましく黄色のリボンを広げていました。
美智子皇后が作られた短歌に、マンサクを歌われたものがあります。
おほかたの枯葉は枝に残りつつ
今日まんさくの花ひとつ咲く
まだ、咲き始めのこの季節のマンサクを歌われているのですが、やさしいお人柄がしのばれるようで好きな短歌です。
マンサクという名前の由来はご存じのように、山では春に「まず咲く」という言葉がなまって「マンサク」になったという説と、もうひとつ
黄色の花がいっぱい咲くので「豊年満作」の「マンサク」からきたという説があるようですね。わたしは「まず咲く」がなまって「まんず咲く」そして「マンサク」になったという説の方が何となく好きです。
北国の方の春をよろこぶ気持ちが感じられるから・・。
北国の方の春をよろこぶ気持ちが感じられるから・・。
わたしが毎年楽しみに咲くのを待ついつもの定点観測のようなマンサクの木です。コナラの木々に紛れていました。
今年もやってきてくれた春の使者です!!!
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