2019年5月28日火曜日

映画・「ジュリアス・シーザー」 ジョセフ・マンキウィッツ監督 (英語のチンプンカンプンとは?}




 散歩の途中、ご近所の庭に咲いていた「ヤグルマギク」に出会いました。わたしは子供のころからなぜかこの花が大好きでした。

 ヤグルマギクは、フランスの国旗の青とのことですが、いつもかわいらしいフランスの少女の瞳を思い浮かべてしまいます・・。
 



 先日、ジョセフ・マンキウィッツ監督の映画「ジュリアス・シーザー」を、観ていたら、少しおもしろいことがありました。

 この作品は1953年製作で、少し古いのですが、原作はシェークスピアということもあり、劇を見ているようで、英国のすばらしい名優で故人となったジョン・ギールグッドの演技にも、さすがと思い見惚れていました。




 しばらくすると映画の中で、「It`s was  Greek to me」というセリフが聞き取れたところがあったのですぐに、「あれだ!」とひらめいたのですが、それは、昨年の英語の日めくりカレンダーに出ていた言葉でした。
 日本語では、「チンプンカンプンです」と訳されていました。




 そして、この言葉は、「ジュリアス・シーザー」に出てくるセリフなので、シェークスピアの「ジュリアス・シーザー」の本を出して調べてみたところ、27pに出ていました。第一幕第二場のCasca(キャスカ)の言葉です。

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「このおれには、文字どおり、ちんぷんかんぷんのギリシャ語だった。」
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      引用 ジュリアス・シーザー シェイクスピア 福田恆存訳 新潮文庫 27p





 また、チンプンカンプンという言葉の語源を調べてみたところ、中世ラテン語の
 Graecum est; non potest legi 「それはギリシャ語で読むことができない」
だそうで、シェークスピア以前からあったようです。

 そして、これを英語の言葉として使用したのは、シェークスピアで、彼の作品の「ジュリアス・シーザー」(1599年)の中の、記のキャスカ(Casca) のセリフなのでした。

 おもしろいですね・・。

 大分以前に、ギリシャに旅したときに見たスーニオンの岬の夕焼けまで、思い出してしまったのですが、楽しい映画の効用でした・・・。



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