「失われた時を求めて」11囚われの女Ⅱ プルースト作・吉川一義訳・岩波文庫
を、読みました。
この巻で一番印象に残ったのは、154pと、155pのプルーストの旅についての彼独特の考察です。プルーストは旅について、このように書いていますので引用してみます。
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「ただひとつ正真正銘の旅、若返りのための唯一の水浴は、新たな風景を求めて旅立つことではなく、ほかの多くの目を持つこと、ひとりの他者の目で、いや数多くの他者の目で世界を見ること、それぞれの他者が見ている数多くの世界、その他者が構成している数多くの世界を見ることであろう。」
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