先日、買い物に出た帰りに、「道の駅 明治の森・黒磯」に寄ってひまわりを、見てきました。 ここのひまわりは、道の駅に隣接する旧青木周蔵子爵邸の広い庭に植えられていて、雰囲気のあるひまわり畑になっています。
たくさんのひまわりを見ていると、「ひまわり」というソフィア・ローレン出演の映画を思い出しました。
古い映画ですが、戦争によって別々の人生を生きていくことになったイタリア人の男女の哀しい愛が、ヘンリー・マンシーニの哀愁のある音楽とともに、切なく語られていました。
その映画の忘れられないシーンとして、主人公が車窓から見るロシアの広大なひまわり畑が出てくるのです。
そのひまわり畑の下には、戦争で犠牲になったたくさんの兵士が眠っているとのこと。ロシアの国花もカミツレ(カモミール)とひまわりです。。
そういえばむかし、主人公を演じたソフィア・ローレンにお会いしたことがありました。ロンドンのセルフリッジというデパートで、彼女の料理本のサイン会をしていらっしゃったのです。
テーブルを前に、鮮やかなブルーのシンプルなブラース姿で、椅子にかけていらっしゃるお姿は、やはりすてきでした。そしてあのひまわりのような瞳も印象的でした。
そのときのソフィア・ローレンの書いた料理本のレシピで覚えているのが、ひとつだけあるのですが、それは、きゅうりとカニのサラダでした。
ヨーロッパのきゅうりは、太くて大きいので、まずたて半分に切り、中の種の部分をスプーンでくりぬきます。そこに、カニをマヨネーズであえたものをつめ冷やして皿にならべるだけという簡単な料理ですが、シンプルですが、おいしそう!
彼女の料理好きという意外な一面も知り、それ以後、彼女のファンになったのですが、ひまわりの映画の場面で、車窓から見える一面のひまわり畑のシーンは、いまも目に浮かんできます。
それからあのソフィア・ローレンの、ひまわりのような瞳も・・・。
0 件のコメント:
コメントを投稿