那須塩原市にある旧青木家那須別邸を訪ねてきました。
旧青木邸の部屋には、ほっとするようなあかりがついていて、すてきでした。
ドイツでは、留学時代に100人を超える留学生を預かる総代をしていたそうで、医学部や法学部ばかりを勉強したがる留学生のひとりに、日本にはビールが必要と説得して学ばせたことがあるということです。
それが実って、北海道にビールの醸造所ができたということですから、日本のビールは青木周蔵の功績といってもいいかもしれませんね。
また、青木周蔵は、ドイツで大恋愛をして貴族の令嬢のエリザベートと結婚し、日本に帰国します。実は彼には日本に妻がいたのですが、手違いでまだ離婚が成立していなかったようで、後にこれも無事に解決できたということです。
この杉並木を、一頭立ての馬車が、ぱかぱかと音をたててとおりすぎる姿が、目に浮かぶようでした。
帰りには、そばにある道の駅からの夕景がとてもすてきでした。
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