今年も彼岸花群生地に行ってきました。
赤やピンク色が緑に映えて、まるで印象派の絵のようだと、
しばし見惚れてしまいました。
そこは、蓑沢(美野沢)というところにあるまわりを低い山や田んぼに
囲まれたのどかな田園地帯にある公園でした。
この景色を見ていると、与謝野晶子が、フランスでコクリコ
(ひなげし)のこんな歌を詠っているのを思い出しました。
ああ皐月仏蘭西の野は火の色す
君も雛曌栗(コクリコ)われも雛曌栗(コクリコ)
フランスの野で、わたしもコクリコを見たことがあるのですが
群生していると、まさにこんな感じでした。
やはり、黄色に実る田んぼの稲や、馬頭観音のこんな石像を見ると
日本の秋の景色なのだとしみじみ感じました。
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