ここ数日、毎日のように栗の実や、どんぐりが
庭に落ちています。
よろこべばしきりに落つる木の実かな
(富安風生)
という富安風生さんの句があります。
作者が木の実が落ちるのを喜んでいるという気持ちは、よくわかりますが、
多分落ちている木の実もうれしそうに、落ちているねということなのでしょうか。
詩人の大岡信さんは、この句のことを、「古びのこない瑞々しさは
見事である」と、評されています。
そういえば、この句は、富安風生さんが、昭和8年に出された第一句集の
「草の花」に出てくるということですので、もう84年も前の作品なのですね。
うちの栗は、市販の栗のように大きいものではなく山地に自然に
生えている小さな栗の実ですが、甘みがあり栗ご飯にするととても
おいしかったのを覚えています。
木の実は、人間にも動物にも、うれしい贈り物なのかもしれません。
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