きょうの午前中の散歩は、五月晴れのすばらしい天気でした。
空気も清々しく、ようやく芽吹きはじめたコナラの新緑がシルバーグリーンに輝いていました。
コナラの新緑の魅力には、万葉時代の人々も惹かれていたのでしょう、万葉集の歌にも詠まれています。
下野三毳(しもつけのみかも)の山の͡子楢(こなら)のす
ま妙(ぐは)し児(こ)ろは誰(た)が笥(け)か持たむ
引用 万葉集 中西進 講談社文庫(三)
巻第十四 三四二四
生えているコナラの木を詠っています。
笥とは、食器のことで結婚するという意味があるのだそうです。
栃木県のコナラの新緑が、美しい娘の姿に例えられて詠われているのですから・・・。
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