散歩道のあちこちで、サワフタギの瑠璃色の実が実る季節になりました。今年の夏は猛暑だったせいもあるのでしょうか、
目が覚めるほどに見事な瑠璃色になっていました。
以前にもこのブログに書いたのですが、このブルーは、ラピスラズリのブルーで、フェルメールの画の「真珠の耳飾りの少女」が頭に巻いている青いターバンの色です。ラピスラズリは、アフガニスタンが主な産地の貴重な鉱物から作られた顔料で、とても高価だったとか・・。
日本では、瑠璃(ラピスラズリ)は、仏教の七宝のひとつで、真言宗の開祖・空海は守護石としていたそうです。
今頃の季節は、すっきりとした青空がなかなか見れないのですが、このサワフタギの瑠璃色は、あのなつかしい秋晴れの高くて深い空の色を思い出させてくれました。
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