先日いただいた薔薇をドライフラワーにしてみようと、窓辺に吊るしてみました。上手くできるといいのですが・・。
きょうは、エロール・ル・カインの画が描かれている「いばらひめ」を読みました。
友人からのプレゼントの本なのですが、彼女はこの絵本に描かれているエロール・ル・カインの画がとても好きなのだそうです。今年の8月に亡くなられたちびまる子ちゃんの著者のさくらももこさんも、エロール・ル・カインの画に17歳の時に感動なさったということです。
エロール・ル・カインは1841年にシンガポールで生まれています。15歳のときに
才能が認められて英国に行き、アニメーション制作などに関わっていたそうですが、その後、1968年「アーサー王の剣」でイラストレーターとして、絵本製作をはじめています。1985年には、ケイト・グリーナウェイ賞を受賞、1989年に亡くなっているのですが、すてきな画を、絵本としてわたしたちに残してくれました。
エロール・ル・カインは、まさにそんなお話しにぴったりのファンタスティックで豪奢な画を描いています。
この絵本は、わたしのような大人にもぴったりで、夢の世界とはこういう世界なのだと
再認識させてくれる大人の絵本でした。
矢川さんの文は、少し古典的に感じられたのですが、エロール・ル・カインの画には似合っているかなと思いました。
※このブログの画は、下記の本からの写真です。
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「いばらひめ」グリム童話より エロール・ル・カイン え
やがわすみこ やく
ほるぷ出版
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