2014年10月14日火曜日

旅・北野天満宮・ずいき祭




 10月1日から5日までの5日間は、京都・北野天満宮のずいき祭でした。




 北野天満宮の近くに北野天満宮お旅所があるのですが、そこに初日に御輿が、奉安されるのを見てきました。

 北野天満宮から出発したお御輿は、獅子を先頭に行列を作って、お旅所まで練り歩きます。平安時代のかわいい身なりの幼児や、楽人もいて、古いお祭りなのだとよくわかりました。
                



 ずいき祭のずいきとは、ずいき期間中にお旅所に奉安される「ずいき御輿」からきているとのこと。この御輿は、里いもの茎である芋ずいきで屋根を葺くことからその名があるそうですが、他の部分には、野菜・湯葉・麩などの乾物で装われ、おもしろい趣向で飾られていました。





                  ずいき御輿(ハリー・ポッターもいました)


 このお祭りは、室町時代からあるそうですが、「大宰府でお隠れになった菅原道真公の御霊が、神さまとして初めて北野の地においでになる」ということから「おいでまつり」とも呼ばれているとか。





 偶然に出会ったお祭りでしたが、京都の人々が大事になさっている行事なのだということがよくわかりました。




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