2014年10月28日火曜日

ゴダイヴァ伯爵夫人



わたしがチョコ好きになったのは、ベルギーのアントアープに
住んでいたからかもしれません。

ベルギーは、チョコレートで有名ですが、街を歩いていると、
チョコレートの専門店があちこちにあります。

イースターのころになると箱入りのすてきなデザインにアレンジされた
チョコレートをいただいたのを覚えています。

アントワープ駅の近くには、わたしが世界でいちばんおいしいと
思っていたチョコレートの名店の[DelReY]デルレイがありました。

「デルレイ」は、世界中に出店がなくアントワープだけと思っていたのに、
ついに日本にも、出店してしまったので、ちょっぴり残念でもあります。

「ゴディバ」のお店は、最近では日本のあちこちどこでも見られるように
なりましたが、わたしが好きなのは、シンプルなミルクチョコレートです。




このシンボルマークは、よく見ますと裸の髪の長い女性が馬に乗っている姿が
描かれていますが、こんなイギリスの伝説があるのをご存じでしょうか。

この女性は、英語読みでゴダイヴァ伯爵夫人というのですが、聖母マリアを
崇拝する信心深い方だったそうです。

ゴダイヴァ伯爵夫人は、夫に領地の住民に課した重税を減税してくれるようにと、
いつも嘆願していたのですが、

夫は妻の度重なる嘆願を聞いて、もしあなたが裸で馬に乗って街中を
走ったなら願いを叶えてやろうと提案しました。

ゴダイヴァ伯爵夫人は、もちろん住民のため、裸で馬に乗って街中を
走りました。そのときにそれを知った街の人々は、窓や戸口をふさいで
夫人の姿を見ないようにしたということです。

このイギリスの伝説のお話に共感したベルギーのゴディバの創立者が、
会社名を「GODIVA」にし、
裸で馬に乗っているゴダイヴァ伯爵夫人の絵を、
会社のシンボルマークにしたということです。

この伝説のお話には、おちもあります。

ゴダイヴァ伯爵夫人が裸で馬に乗って街中を走っているときに、
ひとりだけこっそりとのぞき見をしていた人がいたのですが、
その人の名前から
のぞき見をする人のことをPeepingTom「ピーピングトム」と
いうようになったということです。、










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