2014年12月19日金曜日

音楽・諏訪内晶子ヴァイオリンコンサート 「国際音楽祭NIPPON第3回」

 

 11月30日に横浜みなとみらいホールで開かれた諏訪内晶子&エンリコ・バーチェのデュオ・リサイタルに行ってきました。


                  
                    横浜みなとみらいホール

                

                       諏訪内晶子さん


  諏訪内晶子さんの演奏をお聴きするのは、2度目でした。以前に彼女がエリザベート王妃国際音楽コンクールで第二位受賞したときのコンサートを、ベルギーのブリュッセルで聴いたことがあるのです。

  当時、彼女はまだ17歳ぐらいだったのでしょうか、オーケストラをバックにヴァイオリンを長時間演奏する姿に、まるで母親のような気持ちでドキドキしながら祈るように聴いたのを思い出します。

  今回の彼女は、当時のおもかげもまだ残っていたのですが、演奏はさすがにより優等生的になっていて、透明感の感じられるすてきな音色での演奏でした。

  デュオを組んだエンリコ・バーチェさんのピアノもすてきで、諏訪内さんのコンサート後のお話では、彼の演奏をBBCで聴き興味を持たれたとのこと。

 このコンサートは、国際音楽祭NIPPONの第3回ですが、諏訪内さんはこの音楽祭の芸術監督もなさっているとのことで、彼女の当時のあの17歳のころに比べて大きく音楽家として成長なさったお姿に、ひそかにエールを送りながら会場を後にしました。

  アンコールに聴いたラフマニノフの「ヴォカリーズ」のすてきな音色の余韻を感じながら、外にでますと、クリスマスのイルミネーションが輝いていました。











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