きょうは、すばらしい冬晴れの一日でした。
一面真っ白のいつもの散歩コースを歩いていますと、
太陽がきらきらとダイヤモンドの粒のように、雪面を輝かせていました。
立ち止まって、空を見上げると、真っ青な冬空が広がっています。
「空の青さをみつめていると私に帰るところがあるような気がする」
と書いた谷川俊太郎の詩を思い出しました。
こんな詩でした。
引用してみます。
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空の青さをみつめていると
私に帰るところがあるような気がする
だが雲を通ってきた明るさは
もはや空へは帰ってゆかない
陽は絶えず豪華に捨てている
夜になっても私達は拾うのに忙しい
人はすべていやしい生まれなので
樹のように豊かに休むことがない
窓があふれたものを切りとっている
私は宇宙以外の部屋を欲しない
そのため私は人と不破になる
在ることは空間や時間を傷つけることだ
そして痛みがむしろ私を責める
私が去ると私の健康が戻ってくるだろう
・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・
引用「空の青さをみつめていると」
谷川俊太郎詩集 角川文庫66p~67p
谷川さんが歌った青い空は
もしかしたら
冬晴れの空の青だったのかもと
ふと思いました。
家に戻りましたら
先日作ったユキダルマが、
子供のように小さくなっていました。
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