2015年6月3日水曜日

東京散歩(不忍池から東京芸大)



 きょうの散歩は、美術館や博物館などが点在する
上野恩賜公園から東京芸術大学の辺りの散歩でした。


 上野公園で都バスを下りますと、目の前に不忍池が
広がっていました。
 蓮池の後ろに、弁天さまと呼ばれている弁天堂が
あるのですが、蓮の花の咲くころには、見事だろうなあと思いました。


 そこから、清水観音堂に行くと、江戸時代の浮世絵師
「歌川広重」の代表作で、名所江戸百景にも描かれた「月の松」が
ありました。平成24年の12月に、150年ぶりに復活したということです。


 ぐるっと丸くした松を月にみたてているということですが、
外国からの観光客も多く、人気の場所になっていました。

 和風建築としては、もうひとつ上野東照宮も訪ねました。
五重塔は、さすが見事ですね。


 
 最近できたものとしては、正岡子規記念球場もありました。
従来あったものを平成18年に「正岡子規記念球場」と
命名してリニューアルオープンしたのだそうです。



 野球は明治初期に日本に紹介されたのですが、まもなく
子規も野球をするようになり、ここで試合もしたということです。
 子規は、野球用語の日本語訳をしたことでも知られて
いますよね。

「春風や まりを投げたき 草の原」  子規

という子規の句碑が球場に建てられていました。


 広い上野公園を歩いていくと、東京芸術大学があります。
そこの卒業生が作ったという彫刻が、とても良い雰囲気に
置かれていました。


 少し疲れたので、東京芸大の近くで、お茶をしました。


 国立科学博物館の屋外には、大きなクジラと
D51231(デコイチ)と呼ばれていた蒸気機関車が
展示されていました。



 帰りは、上野駅から電車を利用しました。
最後に、国立西洋美術館の庭で、いつもの彫刻を見たのですが、
白い夾竹桃が満開でした。


                             2015年6月2日








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