芭蕉の里、黒羽のあじさいを
今年も見に行ってきました。
昨年は私の好きな白いあじさいが
うすい水色のあじさいがすてきでした。
花は大輪で枝がしなり、
こぼれるように見事に咲いていました。
パウダーブルーとでもいうのでしょうか。
うすい水色から白にかわるグラデーションが、すてきでした。
あじさいを詠んだ鈴木真砂女さんの
こんな句があります。
あじさゐの毬の幼き帰郷かな
鈴木真砂女
真砂女さんは、わけあって千葉県の鴨川の海岸にある
故郷を離れ、銀座で小料理屋さんを経営なさっていたのですが、
いつ頃に詠まれた句なのでしょう・・。
あじさいは、真砂女さんにとって幼い子供の頃の故郷を
思い出すなつかしいまりのような花だったのでしょうか・・・。
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