2015年11月18日水曜日

東京散歩・雑司ヶ谷鬼子母神




 目白通りから、鬼子母神通り商店街に入ると都電荒川線の踏切があり、運がよければ、かわいい化粧をした都電を見ることができます。




 踏切のカンカンカンと鳴る音は、ノスタルジックで好きな音です。
 踏切を過ぎると、樹齢400年のケヤキがあるケヤキ並木に出ます。





 右手には、漫画家の手塚治虫さんが住んでいらしたことがある並木ハウスというアパートが残っていて手塚ファンのメッカにもなっているようです。

 下の写真の2階の角部屋に住んでいらしたとか・・。





 鬼子母神は、安産・子育ての神様とされていてちょうど、七五三のお参りをされているご家族もいらっしゃいました。

 鬼子母神が祀られている法明寺の絵馬は、ザクロです。
なぜ、ザクロなのかと不思議に思いお寺の方にお聞きしましたら、ザクロは実が多いからということでした。




 鬼子母神の境内には、元禄年間から続いている山口屋さんという古い駄菓子屋さんもあります。

 ここでは、すすきで作ったすすきみみずくも販売されているのですがこんなお話が残されているそうです。

 


 昔、娘が母の病気がなおりますようにと、鬼子母神に毎日お参りしていたところ、すすきのみみずくを作って売るようにというお告げがあり、娘は売ったお金で母の治療費を作る
ことができたということです。

 いまでは、郷土玩具として売られているのですが、昔はこの辺り一面にすすきの原もあったのでしょうね。

 近くには、こんなかわいいみみずくのベンチもありました。




 雑司ヶ谷の鬼子母神は、境内に樹齢700年と言われる大銀杏やけやきなどの木もあり、ほっとするいこいのスポットにもなっていました。






0 件のコメント:

コメントを投稿