東京国立近代美術館では、いま、藤田嗣治の全所蔵作品の展示がされています。
藤田嗣治ファンのわたしですので、早速見に行ってきました。
MOMATコレクションから所蔵する藤田嗣治全作品25点と特別出品の1点あわせて26点でしたが、見ごたえがありました。
五人の裸婦やタピスリーの裸婦、自画像などは、以前にも見ているのですが、こんなにたくさんの戦争画を見るのは、初めてでした。
14点の戦争画は、いまでは戦争の悲惨さを伝える反戦画としても見ることができるのではと、ふと思ったのですが、藤田はどんな思いで、この絵を描いたのだろうと考えてしまいました。
悲惨な戦場の画面に、ひっそりと咲いているアザミが印象的でした。
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