2015年11月14日土曜日

東京散歩・ル・コルビュジェが設計した国立西洋美術館






 上野の国立西洋美術館に行ってきました。




 国立西洋美術館の本館は、スイス生まれでフランスで活躍した近代建築の巨匠と言われている建築家のル・コルビュジェの設計です。




 1959年に建てられたそうですが、改めてじっくりと見ると、簡素だけれど、年数を経て味わいのある建物になっているなあと、感じました。




中庭には、ケヤキの大木もあり、紅葉が始まっていてすてきな空間になっていました。






美術館の常設展示は、松方コレクションが主ですが、新しくめずらしい画が今年の2015年から展示されています。

 それは、2014年にロンドンのクリスティーズのオークションで11億円で競り落とされたもので、あのフェルメールが描いたものではないかと言われている「聖プラクセディス」という画です。

 この画が本当に、フェルメールが描いたものかどうか?
そして
 誰がこの画を競り落として、この美術館に、気前よく貸し出しているのか?

 おもしろいミステリーのような気分が味わえました。

 ロダンの「考える人」にも聞いてみたいですね。(^^♪





 このル・コルビュジェ設計の美術館は、世界遺産に登録しようという動きもあるようで、公園のあちこちに幟が見られました。

 でも、世界遺産に登録されるかどうかは別にしても、ル・コルビュジェ設計の建築物が、上野に美術館として残っているのは、うれしいことだなあと思いました。




ル・コルビュジェ設計の建物と、ミステリアスなフェルメールに帰属と書かれている画「聖プラクセディス」そして、もちろん松方コレクションの数々・・・。

  上野の国立西洋美術館の魅力を再認識しました。





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