2018年4月7日土曜日

セントウソウの2つの意味?




 きょうの散歩のときに、セントウソウが咲いているのを、見つけました。
 わたし好みの白い小さな花です。
 いままでは、この花は、春に他の花に先駆けて先頭に咲くので、先頭に咲く先頭草だと思っていました。



 ところがきょう、調べてみますと、
「仙洞草」とも書かれていると知りました。

 仙洞の意味は、辞林21には、こう書かれていました。
 1・太上天皇の御所・仙洞御所
 2・仙人の住む清浄界

 ということは、仙人の住むような清浄界、つまり人里離れたところに咲く花という意味かなと思いました。
 そういえば、人里離れたイワウチワの咲く山を訪ねたときにも、セントウソウが咲いていました。




京都の仙洞御所は、退位なさった天皇がお住まいになられた御所ですが、仙人の住む清浄界のようなところという意味もあったのですね。

 野草の名前の意味を調べてみると、いろいろな発見があり楽しいものです。





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