2018年4月5日木曜日

奥州街道・芦野のさくら



 奥州街道の小さな城下町、芦野
 城跡のある御殿山の桜・・





 古い物語がいっぱいありそうなひっそりとした
 いまは誰も住んでいない武家屋敷の跡・・・
 

       
 

その庭に見事な樹齢400年のしだれ桜がありました。
  


芦野の町外れにある大きなお地蔵さま
 芦野の子供たちをずっと見守ってきたのでしょうね・・





 その近くには、芭蕉が奥の細道の旅の途中に寄った「遊行柳」があります。



  柳は、もうやさしいきみどり色に芽吹いていました。
  芭蕉は、ここで田植えの光景に出会い、こんな句を残しています。

  田一枚植ゑて立ち去る柳かな
                 芭蕉


  この奥州街道は、西行も平泉までの旅を歩いた道でもあり、この辺りの風景はなつかしさを感じるような好きな場所です。

 


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