奥州街道の小さな城下町、芦野
城跡のある御殿山の桜・・
古い物語がいっぱいありそうなひっそりとした
いまは誰も住んでいない武家屋敷の跡・・・
その庭に見事な樹齢400年のしだれ桜がありました。
芦野の子供たちをずっと見守ってきたのでしょうね・・
その近くには、芭蕉が奥の細道の旅の途中に寄った「遊行柳」があります。
柳は、もうやさしいきみどり色に芽吹いていました。
芭蕉は、ここで田植えの光景に出会い、こんな句を残しています。
田一枚植ゑて立ち去る柳かな
芭蕉
この奥州街道は、西行も平泉までの旅を歩いた道でもあり、この辺りの風景はなつかしさを感じるような好きな場所です。
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