2018年4月7日土曜日

お城と桜のある風景・・




 白河にある小峰城の桜を見に行ってきました。
 花曇りで寒い天気だったのですが、桜はちょうど満開で見ごろでした。





 下の写真は、乙女桜と呼ばれている桜ですが、この桜にはおとめという女性の哀しい話が残されています。




江戸時代にこのお城で大修築が行われた時、石垣が度々崩れるので、人柱としておとめという女性が選ばれて犠牲になりました。人々はそこに桜を植え、おとめ桜と呼んでいたのですが、戊辰戦争のときに焼けてしまいました。ところが、春になって焼けた桜から新芽が出て、また花が咲くようになったということです。




 日本全国どこのお城にも桜がありますが、この白河の小峰城のおとめ桜は、特別の桜のように思えてなりませんでした。




 2011年の東日本大震災のときに崩れた石垣は、いま修理中のところもあるのですが、人々の憩いの場所として大事に保存していきたいお城だと思いました。
 この小峰城は、盛岡城、会津若松城(鶴ヶ城)と共に、東北三名城だそうです。








0 件のコメント:

コメントを投稿