2018年4月9日月曜日

春の妖精・カタクリ




 きょうは、白河の関にカタクリを見に行ってきました。



今年のカタクリは3月29日に、那珂川町のカタクリ山公園に、見に行ったのが最初なのですが、ちょうど満開で見頃でした。白河の関は、きょう見頃でしたから10日以上の遅れになります。




 カタクリが春の妖精(スプリング・エフェメラル)と呼ばれていているのは、みなさまもご存じだと思いますが、花は咲いてからわずか1,2週間後には色褪せはじめ、2か月ぐらいで花も葉もすっかり地上から消えてしまいます。




 カタクリの葉は2枚ですが、最初は1枚だけです。

      


 2枚の葉を持ち開花するまでに、7年もの長い年月が、かかります。




 カタクリの蜜を、チョウやハチが吸って受粉、そして実が結実して種になり、今度はアリがその種を地上のあちこちに運んで、7年かけて、ようやく開花するのです。




 今年の春の妖精のカタクリを見る行脚は、那珂川町のカタクリ山から始まったのですが、うちのまわりでも、もちろんあちこちで見ることができます。

 もうしばらくの間、春の妖精は地上にいてくれるようですから、散歩のときにも出会えるのを楽しみにしています。










0 件のコメント:

コメントを投稿