きょうは、白河の関にカタクリを見に行ってきました。
カタクリが春の妖精(スプリング・エフェメラル)と呼ばれていているのは、みなさまもご存じだと思いますが、花は咲いてからわずか1,2週間後には色褪せはじめ、2か月ぐらいで花も葉もすっかり地上から消えてしまいます。
カタクリの葉は2枚ですが、最初は1枚だけです。
2枚の葉を持ち開花するまでに、7年もの長い年月が、かかります。
カタクリの蜜を、チョウやハチが吸って受粉、そして実が結実して種になり、今度はアリがその種を地上のあちこちに運んで、7年かけて、ようやく開花するのです。
今年の春の妖精のカタクリを見る行脚は、那珂川町のカタクリ山から始まったのですが、うちのまわりでも、もちろんあちこちで見ることができます。
もうしばらくの間、春の妖精は地上にいてくれるようですから、散歩のときにも出会えるのを楽しみにしています。
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