2018年12月6日木曜日

金色の小さな鳥・・・




 
   金色のちひさき鳥のかたちして
        銀杏散るなり夕日の岡に
                     与謝野晶子





 このイチョウの黄葉は、立教大学のキャンパスで12月1日に写したものです。
 わたしは、このようにすばらしいイチョウの黄葉を見る度に、いつもこの与謝野晶子の歌を口ずさんでしまいます。

イチョウの木の下には、イチョウの黄葉が女の子の洋服の襟のように、木を取り巻いて散り敷いていたのですが、ひらひらと舞い落ちるさまが、想像できました。

 夕日に照らされたときには、金色に輝くちいさな鳥のように見えたのでしょう・・・。


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