先日、知人宅で陶器で
作られたお雛様を
見せていただきました。
桜が風に吹かれて舞い散る中、
相愛の男女がお花見に興じている
姿です。
作者の感性が込められた
すてきなお雛様で
しばし見惚れてしまいました。
男雛は、袖のたもとを広げて
桜の花びらを、受けています。
わたしには、男雛は、在原業平
に見えたのですが、
そうすると
女雛は、
二条后(藤原高子)かしら
などと、
楽しい空想をしてしまいました。
風に舞う桜の花びら袖に受け
長き春日を君と過ごさん・・・
こんなことを、この男雛は、女雛に
言っているように思えました。
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