2016年4月13日の京都平安神宮の
ベニシダレザクラです。
花は満開を少しだけ過ぎていたのですが、
きみどり色のやわらかな葉をつけているベニシダレは
風にゆれると、妖精たちがダンスしているようにも
見えました。
池の水面に木々の緑と、青空が写っているのもすてき!!!
しかし何といっても、建物の朱色をバックにすると
もう息をのむほどすてきでした・・。
この桜に柳の緑が入れば、
♪見わたせば 柳桜をこきまぜて
宮こぞ春の錦なりける
素性法師
という古今集の和歌がぴったりの景色でした。
通りすがりの二人連れの女性が、「この桜を来年も
見れるかしら・・・。」と、おっしゃっていたのですが、
ほんとうにそんなことを思わせるような見事な今年の桜でした。
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