今回の京都の旅は、一日目に源光庵で悟りの窓と、迷いの窓を見て感激したのですが、旅の最後の日に、もうひとつの悟りの窓がある雲龍院を、訪ねてきました。
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上の写真が、悟りの窓で、下が迷いの窓です。
もうひとつ、面白い窓もあったのですが、こんな窓でした。
左から、椿、灯篭、楓、松が見えました。色紙の窓とも言われているようです。
雰囲気が漂っていました。
生け花の発祥は、仏に供える仏花が始まりと記憶しているのですが、こういうお寺で生け花を見るのは、とても心が和みます。
「何流ですか」と、受付の女性にお聞きしましたら、栄心流ということでした。
茶室ではなく、普通の部屋のようなところで、抹茶をいただいた女性の方々が、ゆっくりとお話をなさっている姿が印象的でした。
おおきな楓の木を中心に、杉苔の広がる庭に、踏み石を配置してあるだけの庭ですが、
なぜか、ほっとする雰囲気がありました。
雲龍院はとても自然体に感じられるすてきな庭と、生け花があちこちに置かれている、み寺と呼びたくなるようなやさしい雰囲気のあるお寺でしたが、この庭を眺めながら秋の穏やかな午後の時間を、縁側でゆっくりと過ごした時間は今回の旅の良い思い出になりました・・。
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