2017年11月24日金曜日

澁澤龍彦のフローラ逍遥(アジサイのドライフラワー)



 澁澤龍彦さんの本「フローラ逍遥」に、アジサイが出てきます。彼は、アジサイのドライフラワーが好きで、大きな壺に入れて楽しんでいたということです。




 きょうは、散歩のときに、こんなアジサイのドライフラワーを見つけました。
  アジサイに残ったパウダーブルーの色が、夏の名残りのように感じられ、パウダーブルーと、濃いベージュの色の取り合わせがとってもおしゃれでした。




澁澤龍彦さんは、北鎌倉のあじさい寺として有名な明月院のある明月谷という谷(やと)に住んでいらしたのでアジサイの本場に住んでいるようなものだと書いていらっしゃいます。アジサイだけは、挿し木だけでもどんどん増えるそうです。




 澁澤龍彦さんはそうおっしゃっていますが、わたしの住んでいるところでも、アジサイはいたるところで、元気に生育しています。




 ところで、シーボルトですが、彼が長崎に住んでいたときの愛人のお滝さんの名前を記念して、「フローラ・ジャポニカ」のアジサイの学名をヒドランゲア・オタクサとしたことは、わたしも知っていたのですが、このことから澁澤龍彦さんは、アジサイの花には、遠く離れたところにいるなつかしい女を偲ばせるような風情があるのではないだろうかと、おっしゃっているのですが、おもしろい発想ですよね。
 


 これからは、澁澤龍彦さんがお好きだったというアジサイのドライフラワーを見る度に、このエピソードを思い出しそうです・・・・。



 
 
 







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