先日の秋晴れの午後、古本屋さんがある神保町界隈を散歩してきました。
JRのお茶の水駅で電車を降り、丸善書店、そして、明治大学の前を通り山の上ホテルにも立ち寄りました。
ここに来るといつも、時間が戻ったような不思議な感じになります。日光の金谷ホテルなどと同じようなやすらぎのあるほっとした雰囲気が漂っていて、好きな場所です。
神保町の古本屋さんがある通りに行く途中に、りんご屋さんがありました。
りんごは大好きなので、さっそく写真をぱちりと撮らせていただきました。
木のりんご箱でしょうか。すてきにアレンジされていました。大鰐のりんごとのことでした。
神保町の古本屋さん巡りは、ただいろいろな本を見ているだけでも楽しいのですが、ときどき、わたし好みのすてきな本に出会うことがあります。
今回ゲットした本は、犬養孝さんの書かれた「万葉の人々」でした。
犬養孝さんの万葉集に関する本は、大好きなのですが、右は以前にやはり神保町で買った本です。
犬養さんのやさしい語り口で語られている万葉集に出てくる人々のお話は、やはりこころに響いてくるすてきな本でした。
ところで、この本には、搭乗券がしおりとして挟んであったのですが、機内で読まれたのでしょう・・・。
どなたかの人生模様がふんわりと感じられました。
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