以前に、このブログで、
沢村貞子さんが書かれた
「わたしの台所」をご紹介したのですが、
その中に「大学芋のすすめ」が
出てきます。
気になっていたレシピだったので
さつまいもを買ってきて
早速、作ってみました。
沢村さんのレシピでは、
1本のさつまいもを2切れか3切れにしたのを
斜め切りにしてして皮をむき、
10分水につけてあくをとる。
フライパンに油を入れ、
水分を拭いたさつまいもを
中火で、ゆっくりと箸でまわしながら揚げる。
その間に別の鍋で、芋1本につきカップ半分の
砂糖をを入れ、弱火にかけ沸騰したら
ちょっと焦げ目のついた揚げ芋を入れて
2、3分煮詰めて皿にとり、黒ごまを
ぱらぱらとかける。
でした。
わたしの場合は、一袋に小さいさつまいもが
3本入っている特売のもので作りました。
沢村さんと違っていたのは、
切り方は乱切り
油は、古い油でよいと書いてあるのですが
新しい油、
それと、
砂糖はキビ砂糖を使用しました。
最後の仕上げは、鍋ではなくテフロン加工の
フライパンに砂糖と水を入れて煮詰め、芋を
からめました。
沢村さんは、熱いうちに食べれば
けっこうおいしいと書いていらっしゃるのですが
超おいしかったです。
なぜ、このレシピがあるのか不思議だったのですが
ある本で、沢村さんの殿は、お酒がだめで
甘いものがお好きということなので、
このレシピが出来たのだとわかりました。
沢村さんは、大学芋の名前の由来も
書いていらっしゃいます。
昔、帝大(東大)の赤門前でこの芋が
売られていたので、
大学芋という名前になったということです。
これからは、大学芋を作って食べる度に、
沢村さんのことを思い出しそうです。
さつまいもがお好きだったら、是非
お薦めです。
おいしくてびっくりですから・・・。
あたたかいうちにどうぞ、
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