昨日の5月3日、須賀川牡丹園に行ってきました。
牡丹園に行くのは、昨年に続き2度目でしたが、
息を呑むようなすばらしい牡丹に会うことができました。
それは、こんな牡丹でした。
「暁の雪」
「暁の雪」 というのだそうですが、純白の花びらにはほんのりと紅がさし、
きゅんとなるほどのかわいい牡丹でした。
「暁の雪」
牡丹は薬草でもあるので、花びらもサラダなどにして
食べることもできるようです。
牡丹の枯枝は集めておいて、毎年11月に「牡丹焚火」で
燃やすのですが、とても良い香りがするということです。
この「牡丹焚火」のことは、わたしの好きな俳人・鈴木真砂女さんの
書かれたエッセイ「お稲荷さんの路地」を読んで知っていました。
真砂女さんは、この本によれば平成4年にこの「牡丹焚火」に
招かれ、点火の役をなさったということでした。
牡丹焚きは心の弾む思いであったそうで、まさに牡丹の木が
燃え尽きようとするころ、いままでの火の色とは違う
青い炎が、2つ3つと燃え上がったということでした。
牡丹会館には、真砂女さんの写真入りの大きなポスターが
展示されていて、今年もまた真砂女さんにお会いすることができた
と思いながら、牡丹園を後にしました。
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